書籍

パーソンセンタード・アプローチの挑戦 -現代を生きるエンカウンターの実際-

伊藤義美・高松 里・村久保雅孝 編

創元社(A5版・338ページ) ¥3,500

 

心理カウンセリングに留まらず、さまざまな対人援助領域で「心のふれあい」の専門家が活躍するようになってきている。そうしたなか、学校・病院・福祉施設・企業などでこれから求められてくるのは、まずもって、心理療法の「流派」を問わないスタンダードな、「出会い」の場面での基本スキルであろう。ロジャーズの「人間中心」がそれをどう実践するのか、各種「心理職」現場での可能性を問う。人間関係研究会40周年記念出版!

 

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パーソンセンタード・アプローチ -21世紀の人間関係を拓く-

伊藤義美・増田實・野島一彦 編

ナカニシヤ出版(A5版・272ページ) ¥2,300


広くは地球規模の紛争の解決のために、身近には人々の孤独、不安、ひきこもりなど、人間関係を中心にした問題解決が迫られている現在、それに資する叡智をどこから導きうるのか。本書の基幹であるパーソンセンタードの思想こそがその鍵となることを、数々の実証事例も含めて披露する。

エンカウンターグループから学ぶ -新しい人間関係の探求-

村山正治・見藤隆子 ・野島一彦・渡辺 忠 編著

九州大学出版会(四六版・270ページ) 現在品切です


ロジャーズの実践と思想に根ざした日本のエンカウンター・グループ(E・G)の歴史を生き,創造してきた人間関係研究会のスタッフが,E・G体験から学びとってきた新しい人間関係の探求と21世紀におけるE・Gの意義を論じている。同研究会20周年記念出版。

カール・ロジャーズとともに-カール&ナタリー・ロジャーズ来日記念ワークショップの記録

畠瀬直子・畠瀬稔・村山正治編

創元社(四六版・286ページ)


本書は、1983年春に6日間、ロジャーズ父娘を日本に招き、カウンセリング界など日本の様々な分野の人々ともったワークショップの記録である。講演や参加者との交流によって、「成長しつづける人」ロジャーズの当時の考え方や姿勢を生き生きと伝えるとともに、父娘の援助専門家としての率直な対話や、ナタリ-の表現活動をとり入れた独自の体験的演習、禅とパースン・センタード・アプローチについての対話など、豊富な内容からなる。参加者の印象的な体験記も収録。これまで著作を通じてしかロジャーズに接しなかった読者に、改めてその肉声、実像が感得される格好の書である。